シンプルな建築図面をフリー版CADを使って書く方法を解説。
縮尺を決めて寸法も実際の建築物と同じように入力すれば、長さ寸法機能を使うことにより細かい寸法も表示されます!
- ここではグリット(マス目の補助線)機能を使わずに白紙に線を一本づつ書いていく書き方で進めます。
- まずは建築図面の断面図で説明します。
▼使用している、おすすめフリーCADはこちら
基本となる5つの線パターン
水平線・垂直線・平行線・垂線・線分の5パターンの線で、ある程度の簡単な図面は書けます。
ツールバーに表示される点と線の表記をクリックすると選択画面が出てきます。
この中で特に頻繁に使うのが、水平線・垂直線・平行線・垂線・線分の5つ
▼小屋組み展開図の書き方
水平線・垂直線
- 図面に対して水平と垂直な線が引けます。
基本的に大抵の図面での基準線になります
平行線
- 選択した線に対して水平な線を引けます。
縦・横・ナナメでも平行に引くための基準となる線を選択し、コマンドで間隔か通過点を選びます。
- コマンドの間隔に任意の寸法を記入すると、基準線からその分離れた位置に水平線が引けます
- 通過点では交点や端点などに反応して、水平線が引けます
線分
- 一つの点と交点などに反応して線を結びます。
反応する点は、交点・端点のほかに、図形延長線や水平垂直線などにも反応します。
垂線
- ナナメの線でも選択した線に対して垂直な線を引けます。
この図では、破風板を屋根勾配に対して矩に納める場合の断面図