目次
一級・二級建築大工技能検定・申請
受検申請書配布場所
受検申請書は各都道府県の職業能力開発協会や高等技術専門学校・工業高校等で配布されます。
在庫を電話で在庫を確認して窓口で直接受け取るか、職業能力開発協会では郵送も受け付けています。
受検手数料
- 実技・学科とも受検 21000円
- 実技試験のみ受検 17900円
- 学科試験のみ受検 3100円
実技試験のみ合格、学科試験のみ合格の場合は一部免除の証明書類としてどちらかの合格通知を合わせて申請します。
一級・二級建築大工技能検定・学科試験対策
学科試験の概要
- 試験時間 1時間40分
- 問題数 A群 25問(真偽法) B群 25問(多肢択一法)
- 合否ライン 65点以上
各級初めての受検の方は一般的に学科から実地と通しで受けると思いますが、その際学科試験を受けて1~2週間で実地試験なので、勉強と練習の時間配分をよく検討しておいた方が良いです。
技能検定成績優秀者を目指すには
技を磨く! 国家検定 建築大工技能士の記事後半でも触れましたが、技能検定試験成績優者表彰というものがあります。
一級・二級ともに都・県などから表彰されます。
一度合格すると点数を上げたいのでもう一度受検とはいかないので、せっかくなので合格+優秀者表彰も目指そうと思うかたは勉強と練習の時間を、十分とれるように準備・計画したいです。
技能検定成績優秀者の基準とは
具体的な基準は東京都の場合↓
●技能検定試験合格者(実技60点以上、学科33点以上)のうち、以下の全ての条件に当てはまる者
①特級・1級・単一等級の実技及び学科の総合成績が、職種及び作業ごとに最上位の者
②実技95点以上かつ学科45点以上(学科の満点50点)の者
③一部試験免除者ではないこと
*最上位の方が複数の場合はその全員を表彰します。引用元 東京都 TOKYOはたらくネットより
この基準だと学科は二問程度しか間違うことしかできませんが、過去問を最低4年分以上全てとけるように勉強すれば可能なレベルです。
過去問を手に入れる
独学取得者のかたは団体等で過去問のプリントを用意してもらえるわけではないので、
まずは技能検定・試験問題集を入手するところから始まります。
平成22・23年度 技能検定試験問題集12 造園/建築大工/型枠施工
など一般で販売されてるので、購入して全て解けるまで、ひたすら繰り返しです。
ちなみに☝の問題集には、現在の一級と以前の二級の実技試験問題・使用工具一覧・課題図なども記載されています。
新版・技能検定学科試験問題解説集 NO.32 建築大工・畳製作
何冊か販売されているのでやはり4年分以上解くことをおすすめします。
49建築大工 (平成26・27・28年度1・2級技能検定試験問題集)
実技試験参考書
以下の記事で実技・規矩術などの参考書を紹介しています。