木口も削りやすい鉋のサイズと種類

平鉋の種類

平鉋だけでも大鉋から豆鉋まで、サイズが沢山あり、

一般的には寸八や寸六を普段使いに選ぶ人が多いようです。

 

押金の幅が削れる最大幅

 

鉋のサイズは身幅で表示します。

身幅(L) 押金幅(R) 旧称 台長
80mm 70mm 二寸 尺台
70mm 63mm 寸八 9寸5分台
65mm 57mm 寸六 9寸5分台
60mm 54mm 寸四 9寸台
55mm 48mm 寸三 8寸台
50mm 44mm 寸二 7寸台
48mm 43mm 寸六 5寸5分~7寸台
42mm 36mm 寸四 5寸5分~7寸台
36mm 31mm 寸二 5寸5分~7寸台
※大鉋
2寸(80㎜)以上の鉋は定番品ではないが、必要に応じて創ることが出来る。
105mm 3寸5分 尺3寸台
120mm 4寸 尺4寸台
150mm 5寸 尺6寸台
300mm 1尺 2尺3寸台

 

引用元  http://www.tsune36.co.jp/

 

 

技能検定での持ち込める鉋

検定試験では数量は使用工具一覧でもちそめる道具が細かくきめられています。

  •  かんなは荒・中・仕上げを適宜

と記載

 

3〜5台持参する人が多いようです。

替刃式の鉋より、一度買えば長く使えるので研げるものがおすすめ

 

技能検定の課題に向いている鉋

 

一番出番が多いのは二寸鉋

 

▼の記事でまとめています

 

仕上げは寸八

 

▼やはり仕上げは寸八鉋

 

二寸よりも刃の幅が小さいので、より鋭利に研ぐのが容易

 

幅の狭い垂木や火打も同じ仕上げ鉋を使用する為、この辺のサイズが使いやすいです。

 

木口仕上げ用は小鉋か豆鉋

実技試験では

  • 全ての木口は、鉋仕上げ、面取りとすらこと。

と記載

 

木口に鋸を引いた跡が残ってないのが最低基準

一箇所に対してそれぞれ減点がされるはずなので、提出時間に間に合えば必ず仕上げた方がいいです。

 

木口はとても削り辛く、刃の幅が広いと余計に力が必要になるので、42mm程度の小鉋がおすすめ

 

現在でも製造されている鉋

 

鋼の種類も様々

鋼は青紙や白紙はもちろんハイス鋼などを使用した鉋を数多く制作しています。

地金は練鉄を使った仕様の鉋の方が、とても研ぎやすいのおすすめ

 

 

修理もしてくれる

播州三木打ち刃物 鉋職人 ~ 常三郎かんなでは錆落とし・刃研ぎ・ウラスキ・ウラ出し・頭再生・台打ち・台直し その他

※自社製品に限りウラスキなどもやってくらます。

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