建築大工技能検定の展開図を書くのに必要な大工道具

実技試験 使用工具一覧(持ちこめる工具)から、図面制作に必要な工具を抜粋して、その種類のおすすめ工具を紹介します。

 

さしがね

さしがねは図面はもちろん墨付けでも同じものを使用するので、それも考慮して選びます。

一つのメーカーでもサイズ・形・目盛など様々で、種類としては角が厚いものや極端に薄型なもの、目盛も裏目有り無しなどがあります。

 

  • 現在の一級の課題は振れ隅木なので長手に√2目盛のある裏目付きはほとんど使わず基本的には100/48など寸法で勾配等もおさえていくので、表裏は同目がいいです。(二級も四方転びなので同じかと)
  • 厚さはフラットタイプだと図面で頻繁におさえなおすので取りずらいのと、墨付けではさしがねの材料側に墨汁がにじむので厚さはある程度必要。
  • 目盛は0.5mm単位以下で寸法をかくので目盛がいいですね。
  • 持参できるのは大・小各①です。

 

シンワ測定 曲尺同厚 シルバー 50cm裏面角目 名作 JIS 10653

画像は50cmタイプなので、同じ種類の30cmタイプと2丁使いで用意。

断面形状が面取りしてあり墨付けではこの加工のおかげでにじみづらいです。

 

 

直定規

直定規1M程度  ①丁

シンワ測定 ピックアップスケールcm表示 シルバー 1m 13140

図面ではオカタビで直定規をおさえる事もあるので、そのとき跳ね上げ部分を足でおさえやすくもなります。

 

実技試験対策の記事

 

 

三角定規

三角定規 ①組 勾配定規は不可

使わない方もいるようですが使い方次第でとても図面の精度がでる上、時間短縮にもなります。

【ドラパス】三角定規 目盛無 3mm 60cm

検定の使用工具一覧では1組となっていても、小さい三角定規も持ち込んでも大丈夫なようなので、あると便利

細かい部分の補助用で小さいタイプも使うと、さらに図面が書きやすくなります。

小さい三角定規は方眼のものが使いやすいです。

課題図対策

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。