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金属製のカッター墨さし
日頃から金属製のカッター墨さしを愛用しています。
ずっと先輩大工から中古品を受け継いで使っていましたが、古い道具屋さんでやっと新品を入手しました。
カッタースミサシ
- 製造メーカー ブロンズエスシー
使いやすいのに廃番の商品
時代の流れでスミサシを使う職人も少なくなったせいで、もうしばらく前に廃番になったもの
手に入れるには
オークションか昔からある街の道具屋を探して、売れ残ってくれている物を見つけるしかありません。
もう何年も道具屋を見つけるたびにさがしていたところ、
売っている店があると聞いて念願の購入することができました。
墨付け精度追求の記事
代用品として
記事でも紹介した、刃先がリン青銅製のたくみ カーペンター墨差し も何丁も持っていますが、
やはりコレは更に長く書けます。
写真で比べると、刃先の本数がとても多いので、長くなめらかに書けるようです。
刃先が均等隙間のため、墨の含みがよく、竹スミ差しより10倍以上かけます。
刃先は砥石で調整したり、芯先は軽くたたいて筆状で使用できます。
引用元 株式会社たくみ
メーカーでの記載の通り、たくみ カーペンター墨差し も十分に書きやすいです。
セット品
写真は替え刄のみですが本体とセットで見つけた際は一つ購入をおすすめします。
唯一のデメリット
金属製なので落とすと修復不能になる事があるので、注意が必要
コレが唯一のデメリット。
リン青銅製は、材木に強くあたると、ひらいてしまい閉じなくなってしまうことも。
使用後の手入れ
金属製のスミサシは目づまりしやすいので、水にこまめにつけながらの使用をおすすめします。
- 長く使わない時は刃先を指で開くように墨汁を出してから保存
使用の度に手入れをしてあげる事で長く使えます。