格納式の堀コタツを造作で和室に設置

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畳の性能が見直されている

最近の傾向として畳の部屋(和室)が多く建築プランに取り入れられています


カーペットやじゅうたんがある中でなぜ、今畳なのでしょうか?
畳の持つ、吸湿作用や空気の浄化作用をはじめとした様々な機能は重宝され、断熱性にもすぐれることから、夏に感じる清涼感、冬に感じるぬくもりは、他の敷物と比べて格段に勝ります。
使い込んで表面が色あせていく様子を楽しんだ後は、定期的に畳の表面(畳表)だけを取り替えることで長くお使いいただける、それが畳です。


kyoto-tatami.com

イ草 の持つ他にはない風合いと香りはとても安らぎます

四畳半や六畳間でも和室を設定すると堀コタツが欲しくなります、メーカー商品も数多く販売されていますが、今回は造作で制作。

造作で堀コタツを制作

四畳半の和室で真ん中に堀炬燵

今回は4.5帖の部屋

910モジュールでの大壁納まり(柱が化粧でない仕様)で120角柱の場合

CAD上で堀コタツ部分の寸法が854mmとなっていますが、実際はこの場合2尺8寸程度で良いと思います。

※柱へ石膏ボードを直貼りして畳寄せ(9~12mm)を付けた内寸を三等分した数字です。

CADでの断面図

造作で制作するうえでCADで断面図を書いてから作成

各材を加工して組立

堀コタツで使用

格納する時は框を外す

女木を引き上げれば簡単に外れます⇩

畳をはめ込み格納